
冬、エアコンをつけているのに、部屋がなかなか暖まらない…。

設定温度を上げても、なぜか寒い…。
こんな経験はありませんか?
また夏でも、
- 冷房をつけているのに涼しくならない
- 効いている感じがしない
と感じたことがある方も多いでしょう。
「エアコンの性能が悪いのかな?」
そう思いがちですが、実は原因は別のところにあることがほとんどです。
この記事では、
- なぜエアコンが効かないと感じるのか
- マンション特有の原因
- 断熱でどこまで改善できるのか
を、マンションを断熱リノベした経験を持つ筆者が、できるだけわかりやすく解説します。
マンションリノベを検討している方に、少しでも参考になれば幸いです。
結論|エアコンが効かない原因は「性能」ではなく「断熱不足」
エアコンをつけても部屋が暖まらない原因は、
エアコンの性能不足ではありません。
多くの場合、問題は建物の断熱性能の低さにあります。
どれだけ高性能なエアコンを使っても、
- 窓から冷気が伝わってくる
- 壁や床が冷たいまま
- 外気の影響を受け続ける
という状態では、一時的に暖まっても、すぐに元の寒さに戻ってしまいます。
エアコンを効かせ続けるには、
「機械の性能」よりも「建物の性能」が重要です。
このあと、
- 暖かい空気がどこへ消えているのか
- なぜ壁や床が寒さを生むのか
を、具体的に解説していきます。
設定温度を上げても寒いのはなぜ?
エアコンの設定温度を上げれば、部屋は暖かくなるはず。
そう思いますよね。
しかし実際には、
24℃ → 26℃ → 28℃
と上げても、寒さが消えないことがあります。これは、空気だけが暖まっている状態だからです。
空気と壁・床の温度差
エアコンが暖めているのは、基本的に「空気」です。
一方で、
- 壁
- 床
- 窓
の温度は、外気の影響を強く受けています。
例えば、
- 空気:26℃
- 壁・床:12〜15℃
という状態。
このとき、人は、
- どこからか冷気を感じる
- 室温よりも寒く感じる
という感覚になります。
よくある「なんとなく、ずっと寒い」という状況です。
つまり、
👉 空気は暖かいはずなのに、体は寒い
という矛盾した状態です。これが、「設定温度を上げても寒い」最大の理由です。

暖かい空気が逃げている場所
エアコンで暖めた空気は、実はどんどん外に逃げています。
窓|最も熱が逃げる場所
家の中で最も熱が逃げやすいのは、窓です。
特に、
- 単板ガラス(ガラス1枚)
- 古いアルミサッシ
の窓は断熱性能が低く、
- 冬:暖かい空気が外へ
- 夏:外の熱が室内へ
という状態になります。リノベ前は、昼寝をしていても冷気を感じて目が覚めることがありました。

つまり窓は、
「熱の出入り口」になっているのです。
換気|見えない熱の流出
マンションには必ず換気口があります。
換気は健康的な暮らしに必要ですが、
- 冬:暖かい空気が排出される
- 夏:熱い空気が入ってくる
という側面もあります。
特に冬は、換気口の周辺が寒く感じることがあります。

隙間|気づきにくい原因
意外と多いのが、隙間からの空気の出入りです。
例えば、
- サッシの隙間(これが大きい)
- ドアの下
- 配管まわり
こうした小さな隙間から、
- 冷気が入り
- 暖気が逃げる
という現象が起きています。
「エアコンが悪い」と思いがちな落とし穴
部屋が暖まらないと、
- エアコンの性能が低い
- 古いから効かない
と思いがちです。
もちろん機器の性能も影響しますが、実際には、
👉 問題は「エアコン」ではなく「建物側」にある
ケースが非常に多いのです。
断熱性能が低い家では、
「どんなに高性能なエアコンを使っても、暖かさ(涼しさ)が逃げてしまう」
という状態になります。
断熱するとエアコンの効きはどう変わる?
では、断熱を強化すると、エアコンの効きはどう変わるのでしょうか。
設定温度が変わる
断熱後に多く見られる変化は、
- 冬:設定温度を下げても寒くない
- 夏:設定温度を上げても暑くない
という現象です。
例えば、
- 冬:26℃ → 22〜23℃
- 夏:24℃ → 26〜27℃
でも快適に感じるようになります。
運転時間が変わる
断熱性能が上がると、
- 部屋の温度が下がりにくい
- 上がりにくい
ため、
- エアコンの稼働時間が減る
- ON/OFFの回数が減る
という変化が起こります。
結果として、
- 電気代の負担が軽くなる
- エアコンの音が気にならなくなる
というメリットも生まれます。
筆者の自宅マンションはリノベ後全館空調(24h運転)、電気代はリノベ前より少し下がりました。
体感が変わる(ここが最大の変化)
最も大きな変化は、体感です。
断熱後は、
- 部屋全体が均一に暖かい
- 足元が寒い、という感覚が減る
ようになります。
これは、
👉 空気だけでなく、壁・床の温度が上がる
ためです。
暖房の使い方が変わる
断熱性能が上がると、暖房の使い方そのものが変わります。
つけっぱなしのメリット
断熱された空間では、
- 低い設定温度で
- つけっぱなしにする
という使い方が、意外と合理的になります。
理由は、
- 温度が下がりにくい
- 再加熱に大きなエネルギーが不要
だからです。
👉 実際の体験はこちら
こまめ運転との違い
断熱が弱い家では、
- 消す → 冷える → 強く暖める
という無駄なエネルギーが発生します。

一方、断熱された家では、
- 温度変化が小さいため
- 強い暖房が不要
になります。
結果として、
👉 体も家計もラクになる
という変化が生まれます。
まとめ|エアコンの効きは「断熱」で決まる
エアコンをつけても部屋が暖まらないのは、
- エアコンの性能不足
ではなく、
- 断熱不足
であることがほとんどです。
もし、
- 冬の寒さ
- 夏の暑さ
- エアコンの効きの悪さ
に悩んでいるなら、断熱リノベを検討する価値があります!
みなさんがマンション断熱改修リノベで、暑さ寒さの悩みを解決し、快適な暮らしが実現できるよう心から願っています。
👉 断熱リノベ体験談




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