
マンション住まい、冬は寒くて、結露がひどいの。

夏はエアコンがない部屋が暑くて仕方がないよ。
マンション住まいでこんな悩みありませんか?
- 夏:部屋が冷えにくい、エアコンがフル稼働、部屋ごとの温度差
- 冬:結露がひどい、足元が冷える、どこからか冷気を感じる
筆者の自宅マンション(築20年・南西向き1階)もまさにそうでした。
冬は暖房をつけても寒く、フリースを重ね着。夏はエアコンの効きが悪く不快…。
👉 その悩みを一気に解決してくれたのが「断熱リノベーション」でした。
断熱リノベで生活温度が劇的改善
- 家中の温度が一定で快適
- 結露が完全に消えた
- 光熱費も削減
- 冬でもフリース不要、夏もカラッと快適
「断熱なんて大げさでは?」と思う方も多いでしょう。
でも、内窓を設置するだけでも効果が出ます。
断熱リノベとは?
マンションリノベで「断熱」とは、耳慣れないかもしれません。
断熱=外気を遮断すること。
マンションの断熱リノベは主に2種類あります。
断熱材を張るタイプ
壁・床・天井に断熱材を施工(例:ネオマフォーム)
👉 参考:旭化成建材 ネオマフォーム

吹付け断熱材タイプ
壁や天井にウレタンなどを吹き付ける工法
👉 参考:日本ウレタン工業協会

加えて、内窓(プラマードU)を設置するだけでも、表面温度がシングルサッシと比べて大幅に改善しました。

内窓の効果(実測値あり)
冬(2月下旬)外気温9℃
・室温 24℃
・ハニカムブラインドの表面温度 23℃
・内窓(プラマードU)の表面温度20℃
・既存のシングルサッシの表面温度12℃
・湿度 45%±5℃

どこにいても同じ温度、空調を気にしない生活になりました。
夏(8月下旬)外気温(直射日光下):49.5℃
この日の天気予報はこちら。

外気温↓(暑っ!!)

・内窓と既存窓の間43.7℃↓(暑っ!)

・室温(窓際日陰)31.4℃

・室温(窓から2〜3m離れた所)28℃
・湿度65%±5
室温だけ見ると暑く感じるかもしれませんが、外から帰ってきたときのカラリとした空気が快感です。
内窓の効果がよくわかります。
電気代の変化(5人家族・3LDK)
契約:東京ガス 40A「ずっとも電気1」
冬の電気代
リノベ前 | → | リノベ後 2025年 3月11日〜4月10日 | |
---|---|---|---|
エアコン | エアコン① 4.0KW(間欠運転) エアコン② 2.2KW(間欠運転) | → | エアコン① 5.0KW (24時間運転) エアコン② 2.2KW (不使用) |
電気代 | 15614円 2024年 3月11日〜4月10日 | 13169円 2025年 3月11日〜4月10日 |
リノベ後3月5日に入居のため、3月の比較です。
- リノベ後はメイン機24時間運転に
- エアコン②は未使用
- 間欠運転→24時間運転になったにも関わらず、リノベ前から電気代が1500円ほど安く
夏の電気代
リノベ前 | → | リノベ後 | |
---|---|---|---|
エアコン | エアコン① 4.0KW(間欠運転) エアコン② 2.2KW(間欠運転) | → | エアコン① 5.0KW (24時間運転) エアコン② 2.2KW (不使用) |
電気代 | 20992円 2024年 7月11日〜8月10日 | → | 15787円 2025年 7月11日〜8月10日 |
- リノベ後はメイン機24時間運転に
- エアコン②は間欠運転
- 間欠運転→24時間運転になったにも関わらずリノベ前から電気代が5000円ほど安く
暮らしの変化
- 結露ゼロでカビ・湿気の悩み解消
- どの部屋も温度差がなく、スリッパ不要
- 冬でも室内で薄着で過ごせる
補助金・減税制度も利用可能
国や自治体も断熱リノベを推進しています。
- 住宅ローン減税(断熱改修は対象工事)
- 固定資産税の減税(省エネ改修が対象)
- 地方自治体の補助金(断熱や省エネリノベに多い)
筆者は、上記3つすべて活用することができました。
👉 補助金や減税を活用すれば、実質負担を数十万円単位で抑えることができます。
まとめ:リノベするなら「断熱」は必須!
- QOLが劇的に改善(一番はこれ)
- 光熱費も削減できる
- 補助金・減税でお得
- 内窓だけでも効果大
断熱リノベは「快適さ」と「健康」「家計」に効く、リノベの必須項目です。
みなさんがマンション断熱改修リノベで、暑さ寒さの悩みを解決し、快適な暮らしが実現できるよう心から願っています。