マンションリノベで作る子ども部屋|狭くても大丈夫?2.5〜3畳で快適に暮らした実体験

間取りで変わる

リノベで子ども部屋を作ろうと思うけど、どうしても狭くなってしまう……。

狭い子ども部屋って、本当に大丈夫なの?

マンションリノベで作る子ども部屋|狭くても大丈夫?

子どもが大きくなってきたので、マンションリノベで子ども部屋を作りたい。
でも、マンションで部屋数を増やすと、どうしても一部屋あたりが狭くなりがちです。

「狭い部屋」と聞くと、まず4.5畳くらいを想像する方が多いと思います。
しかし、マンションリノベでは、それすら難しいケースも珍しくありません。

さらに小さいと、3畳前後。
そうなると、次のような心配が出てきます。

  • 狭くても生活できる?
  • 二酸化炭素(CO2)濃度は大丈夫?
  • 空調はどうするの?
  • 実際の居心地はどうなの?

この記事では、マンションリノベで子ども3人分の個室スペースを作った筆者が、
実際に住んでみて、子どもたちがどう過ごしているのか、問題はあるのかをレビューします。

マンションリノベで子ども部屋を検討している方の参考になれば幸いです。

結論|子ども部屋は約2.5〜3畳でも大丈夫。ただし工務店選びが重要

リノベ後、我が家には約2.5〜4畳の個室スペースが5つできました。
実際に住んでみて、大きな不満なく暮らせています。

実際の部屋はこちら↓

ただし、小さい部屋(スペース)が増える分、
通気・空調・収納計画が住み心地を大きく左右します。

間取りだけを考えてしまうと、
「思っていたリノベと違った……」となりかねません。

温熱環境の改善や収納計画に強い工務店・専門家と協働することが必須だと感じています。

また、最小限の暖房器具で家全体を空調しようとすると、通気は欠かせません。
その結果、部屋同士はある程度つながりをもつため、完全な個室にはなりにくい点もあります。

そのため、以下の点を考慮する必要があります。

  • 子どもの性格
  • 兄弟姉妹の構成
  • 家族関係
  • 住む人の体格

つまり、「間取りだけでなく、空調・通気・暮らし方まで含めて考えられるパートナー(工務店)」が重要です。

それでは、詳しく見ていきましょう。

狭くても生活できる?|3畳前後の個室は意外と快適

個室は狭くても意外に大丈夫

我が家では、子ども部屋だけでなく、親も約3畳(約5.4㎡)の個室を使っています。
実際に住んでみて、3畳程度の個室でも問題なく生活できています。

今のところ、不便を感じることはほとんどありません。

寝る時・一人になりたい時以外はリビング中心

子どもたちも親も、平日はほとんどリビングで過ごしています。
休日や夜、「一人でゆっくりしたい時」に個室を使う、というイメージです。

そのため、四六時中狭い空間にいるわけではありません。
個室の狭さにも、意外とすぐ慣れてしまいました。

体格や荷物の量は要チェック

一方で、リノベ前に考えておくべきポイントもあります。
それが体格と持ち物の量です。

大柄な方や荷物が多い方は、3畳前後の部屋では厳しい場合があります。
ひとつの目安としては、
「シングルベッドで狭く感じないかどうか」が判断材料になると思います。

また、小さいスペースでは荷物を多く置けません。

そのため、

  • 自室以外に収納スペースを用意する
  • リノベを機に断捨離をする

この2点が重要になります。

個室のレイアウトイメージ

3畳程度の部屋では、
ベッド+勉強スペースが基本になります。

それだけでも、「自分だけのスペース」があることで、
子どもはとても喜びますし、一人になりたい時の居場所として十分機能します。

リノベをきっかけに収納計画と断捨離を

リノベするなら、断捨離は避けて通れません。

なぜなら、

  • 荷物が多い → 収納が必要
  • 収納を増やす → 生活スペースが減る
  • 生活スペースが減る → 本末転倒

となってしまうからです。

筆者もリノベをきっかけに、思い切って断捨離しました。

とはいえ、断捨離は想像以上に大変です。

  • 捨てる判断をすること
  • 思い出の品と向き合うこと
  • 粗大ゴミの手続きが面倒なこと

精神的にも体力的にも、かなりハードルがあります。

そこで、工務店に所属していた整理収納アドバイザーの力を借りました。

整理収納アドバイザーに依頼した内容

リノベ前

  • すべての荷物を把握
  • 断捨離の判断をサポート
  • 実際の処分作業

リノベ後

  • 収納の考え方を学ぶ
  • 収納アイテムの提案
  • 暮らし方を考えながら収納配置

当初はそこまで重要だと思っていなかった整理収納ですが、
振り返ると、この経験が暮らしを大きく変えてくれました。


断捨離後は本当にスッキリ。
「どこに何があるか分かる状態」で新生活をスタートできました。

二酸化炭素(CO2)濃度は大丈夫?|狭い子ども部屋の換気対策

個室の二酸化炭素(CO2)濃度について

二酸化炭素(CO2)濃度の基準は、厚生労働省の「建築物環境衛生管理基準」で
1,000ppm以下が目安とされています。
これは、適切な換気と集中力・生産性を保つための基準です。

我が家の個室は、次のような構成になっています。

① 約7畳の部屋を2つに仕切った子ども部屋

もともと7畳ほどあった部屋を、2つの個室に分けています。
2人がそれぞれのスペースで過ごしていても、
CO2濃度が1,000ppmを超えることはほぼありません。

② ウォークインクローゼット隣の可変性のある子ども部屋

この部屋は、ウォークインクローゼットと上部がつながっています。
扉を閉め切っても、空間としては約4.5畳ほどの広さが確保されています。

そのため、こちらもCO2濃度が1,000ppmを超えることはほとんどありません。

③ 書斎兼寝室(完全に仕切られた個室)

この部屋は、しっかり仕切られた空間です。
扉を閉め切ると、一人でいてもCO2濃度が1,000ppmを超えてしまいます。

実際、閉め切った状態で寝ると、
朝には1,200ppm前後になることが多いです。ただし、寝る時以外は扉を開けておくことで、
CO2濃度はほとんど上昇しません。

狭い個室ほど「通気」が重要

やはり、閉め切ると二酸化炭素(CO2)濃度は上昇します。
そのため、間仕切りの上部を開ける・空気が流れる仕組みを作ることが非常に重要です。

これはCO2対策だけでなく、

  • 冷暖房効率の向上
  • 結露・カビの抑制

にもつながります。これらはすべて、私たちが依頼した工務店からの提案でした。
最初は「音が筒抜けにならないか?」と心配しましたが、
実際に住んでみると、想像していたほど気になりませんでした。

空調はどうする?|エアコン1台で複数スペースを快適に

部屋が増えると、それぞれの空調が気になりますよね。

マンションでは、配管や室外機の制約があり、
すべての個室にエアコンを設置するのは現実的ではありません。

エアコンの台数を増やすと、コストも光熱費も上がってしまいます。

そこで我が家では、
1台のエアコンで複数のスペースをまかなう方法を選びました。

これも工務店からの提案でした。

断熱と通気が大前提

リノベ前は、どこにいても冷気を感じる家でした。

その状態で部屋数だけを増やしていたら、

  • エアコンがある部屋は暖かい
  • ない部屋は寒い

という温度差が生まれていたと思います。

リノベで断熱工事を行ったことで、
冷気を感じることがほとんどなくなりました。

さらに、通気計画がとても重要です。
CO2対策だけでなく、暖気・冷気を各スペースに行き渡らせるためにも、
空気の流れを作る設計が欠かせません。

このあたりは、素人が考えるのは正直難しい部分です。
実際に話を聞いてみると、専門家の知識と経験はまったく違いました。

断熱・空調・通気に詳しい工務店に依頼することは必須だと感じています。

実際の居心地はどう?|狭い個室のリアルな感想

◯思ったより不便がない

住む前は、「狭くて窮屈なのでは?」と不安でした。
ですが、実際に住んでみると、
すべてが手の届く範囲にあり、とても快適です。リノベをきっかけに荷物を厳選したこともあり、
モノの場所がひと目で分かる、スッキリした暮らしになりました。

◯ 落ち着く

限られた空間は、不思議と落ち着きます。
住む前の不安とは裏腹に、
今では「ちょうどいい居場所」になっています。

◯ 掃除がとにかく楽

これは住んでみて実感したメリットです。多少散らかっても、スペースが小さいので、
すぐに片付きますし、掃除機がけもあっという間です。

△ 体格には注意が必要

一方で注意点もあります。
大柄な方や、寝返りが大きい方は要注意です。体の大きさに合った広さを、
工務店としっかり相談することをおすすめします。

まとめ|子ども部屋は2.5〜3畳でも成立する。ただし設計が重要

子ども部屋(個室)は、約2.5〜3畳でも十分成立すると感じています。
実体験として、意外なほど快適に過ごせています。

ただし振り返ってみると、

  • 通気
  • 空調
  • 収納計画
  • 暮らし方

これらをトータルで考えられる工務店との協働が、
快適さを大きく左右していると思います。

「間取りの希望」だけでは、
今の暮らしは実現できなかったでしょう。

住む人の生活スタイルや価値観を理解し、
提案してくれる工務店と出会えることが、
満足度の高いマンションリノベにつながるはずです。

みなさんが良い工務店と出会い、
温熱や間取りの悩みを解決し、
快適な暮らしを実現できることを心から願っています。

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