マンションの北側の部屋が寒いのはなぜ|窓・外壁・断熱不足が原因

断熱で変わる

「北側の部屋だけ寒い」と感じていませんか?

リビングはそこそこ暖かいのに、北側の部屋はどうして寒いのかしら・・

北側の個室だけ、床が冷たい・結露が出るなあ・・

これらの悩みは「日当たりが悪いから仕方ない」と思っていませんか?

実は、北側の部屋が寒くなるのには、
日当たり以外にも、はっきりした理由があります。

この記事では、

  • なぜ北側の部屋だけ寒くなるのか
  • マンション特有の構造的な原因
  • 寒さを改善する現実的な方法

を、できるだけわかりやすく解説します。

原因① 日射が入らない=暖められない

南側の部屋は「自然に暖められている」

まずはやっぱり日当たりです。

南側のリビングは、冬でも日差しが入りやすく、
太陽の熱によって自然に暖められています。

まさに、自然の暖房。

一方で北側の部屋は、

  • ほとんど直射日光が入らない
  • 1日中、外気の影響を受け続ける

つまり、暖められる機会がほぼない部屋ということになります。

同じ暖房を使っても差が出る理由

同じエアコンを使っていても、

  • 南側:日射+暖房
  • 北側:暖房だけ

という違いがあります。

この差が、体感温度の大きな違いを生みます。

原因② 北側の部屋は「外に近い」

北側の部屋は玄関ドアがすぐそこ

北側の個室の近くには玄関ドアがあることが多いです。

玄関ドアからは思ったより冷気が伝わってきます。

隙間やポストがある場合はそこから直接冷気が吹き込んでくることも。

壁の温度が体感温度を下げる

外壁は、冬になると外気で冷やされます。

日中も日射がないため、ずっと冷えたままになります。

つまり北側の部屋は、
冷えた壁に囲まれている状態になりやすいのです。

筆者もリノベ前は北側の部屋が書斎兼寝室でしたが、冬はとても寒かったのを覚えています。

人は空気の温度だけでなく、
壁や床の温度からも影響を受けます。

壁が冷たいと、

  • なんとなく冷気を感じる
  • 室温が同じでも寒く感じる

という現象が起きます。

これが、北側の部屋が「底冷え」する理由です。

原因③ 窓の断熱性能が低い

窓は、家の中で最も熱が逃げる場所

マンションで最も熱が逃げやすいのは、窓です。

特に多いのが、

  • 単板ガラス(ガラス1枚)
  • 古いアルミサッシ

この組み合わせ。

ガラスが一枚でアルミのサッシ。

みなさんがお住まいの部屋のサッシはどうですか?

こんな北側の窓からは、冬の冷気が直接伝わってきます。

窓については下記リンクが参考になります。

「サッシ」とは?-
サッシは、住宅の快適さに大きく影響する窓の一部分。しかし、窓のどの部分を指すのか、改めて聞かれるとわからないという方もいるはず。このコラムでは、サッシについて材質ごとの種類や特徴、メリット・デメリット...

北側の窓は「冷気の入り口」になりやすい

南側の窓は日射で多少暖められますが、
北側の窓は常に冷やされ続けます。

その結果、

  • 窓の近くが特に寒い
  • 結露が出やすい

といった問題が起きます。

特に冷える日は暖房を効かせますよね。

そうすると、窓の廻りが結露でびちゃびちゃになってしまうという経験がありませんか。

筆者も結露した窓を何度拭いたことか。

そして様々な結露防止グッズをいくつも試した経験があります。

原因④ 暖房の空気が届きにくい

リビング中心の暖房設計

多くのマンションでは、

  • リビングにエアコン
  • 個室は最低限の暖房

という設計になっています。

暖かい空気はリビングに集中し、
北側の部屋には届きにくくなります。

ドアを閉めると、さらに寒くなる

北側の部屋は、

  • ドアを閉める
  • 家族があまり使わない

というケースが多いです。

すると、

  • 暖かい空気が入らない
  • 冷えた状態が続く

という悪循環に陥ります。

北側の部屋が寒いと起きる「見えない問題」

結露・カビ・ダニのリスク

北側の部屋は温度が低いため、

  • 結露が発生しやすい
  • カビが出やすい

という問題が起きます。これは見た目だけでなく、
健康面にも影響する可能性があります。

家の中の温度差が体に負担をかける

リビングと北側の部屋の温度差が大きいと、

  • 自律神経への負担
  • ヒートショックのリスク

も高まると言われています。「北側の部屋が寒い」は、
単なる不快感ではなく、暮らしの質に関わる問題です。

北側の部屋の寒さを改善する方法

① もっとも効果が高いのは「窓の断熱」

北側の部屋で最も効果が出やすいのは、窓対策です。

例えば、

  • 内窓(二重窓)の設置
  • 断熱性能の高いガラス
  • 厚手のカーテン

窓の断熱を強化するだけで、
体感温度が大きく変わります。(※実際の費用感については、
👉「マンション暮らしの冬は寒い!断熱リノベで改善できるの?」の記事で詳しく解説しています)

② 壁・床の断熱(リノベーション時)

リノベーションを検討している場合は、

  • 外壁側の壁の断熱強化
  • 床下の断熱材追加

も有効です。これは工事規模が大きくなりますが、
効果も長期的です。

③通気の工夫という選択肢

意外と見落とされがちなのが、通気です。

例えば、

  • 北側の部屋の扉を開放する
  • リノベを機に通気経路を作る

といった工夫で、寒さのストレスを減らせます。

これは「断熱」と「通気」がつながるポイントでもあります。

まとめ|北側の部屋が寒いのは、あなたの家だけではない

北側の部屋が寒いのは、

  • 日当たり
  • 外壁
  • 窓の性能
  • 暖房の届き方

といった、マンションの構造的な問題が重なった結果です。

つまり、

「我慢するしかない問題」ではなく、
「対策できる問題」です。

もし、

  • 北側の部屋の寒さを根本的に改善したい
  • リノベーションを検討している

なら、次に知っておきたいのは、
断熱リノベで、どれくらい変わるのかです。

👉 次の記事
「マンション暮らしの冬は寒い!断熱リノベで改善できるの?」

みなさんがマンションの北側の部屋の寒さから解放され、快適な暮らしが実現できるよう心から願っています。

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