フィニッシュから新しい食洗機用洗剤「オールインワンプラス」が出ました。
2026年4月発売の新製品です。
発売直後ということもあり、実際に使ったレビューがまだほとんど見当たりません。
そこで今回は、我が家のBOSCH食洗機で実際に使ってみた感想をまとめます。
旧オールインワンや、上位のウルトラタブレットとも比べてみました。
「買う前に実際どうなのか知りたい」という方の参考になればうれしいです。
オールインワンプラスとは?
オールインワンプラスは、フィニッシュの新しい食洗機用洗剤です。
2026年4月に発売されました。

いちばんの特徴は、素早く溶けるトリプル処方です。
サーモフォームという技術で、これまで難しかった複数の成分を1粒にまとめています。
そのおかげで、洗浄が始まってからすばやく洗浄力を発揮します。
予洗いなしでも、ギトギトの油汚れまでしっかり落とすのが売りです。
さらに速乾機能がついていて、洗い上がりのきれいさにもこだわっています。
もう一つの特徴が、80粒入りの大容量サイズです。
「買い替えの手間を減らしたい」「ストック切れを気にせず使いたい」という声から生まれたサイズだそうです。
まとめると、素早く溶けて、予洗いなしで油汚れに強く、速乾、という洗剤です。
旧オールインワンとの違い
いちばん気になるのが、今までのオールインワンとの違いですよね。
メーカーの公式情報と商品説明をもとに整理すると、こうなります。
1つめは、洗浄ブースターが約2倍配合されたこと(従来のパウダー製品との比較)です。
「洗浄ブースター」とは、汚れを落とす力を高める成分のことです。
フィニッシュがそう呼んでいる言葉だと思ってください。
それが約2倍ということは、汚れを落とす力をしっかり底上げしている、という意味になります。
2つめは、素早く溶けるようになったこと(従来のオールインワンとの比較)です。
3つめは、速乾機能が加わったことです。

表にまとめると、こうなります。
| 項目 | オールインワン(従来) | オールインワンプラス(新) |
|---|---|---|
| 処方 | パワーボール+洗剤 | 赤ボール+青・白パウダーのトリプル処方 |
| 洗浄ブースター | 標準 | 約2倍配合※従来パウダー比 |
| 溶けやすさ | 標準 | 素早く溶ける※従来オールインワン比 |
| 速乾 | - | あり |
| 容量 | M・Lなど | M(30粒)/L(80粒) |
| 価格(1粒あたりの目安) | 約20〜23円 | 約24〜29円※発売直後の実売 |
※この比較表は、メーカー公式プレスリリースに加えて、通販サイトの商品説明をもとに作成しています。「赤・青・白のトリプル処方」「洗浄ブースター約2倍」「M・Lの容量」「価格(1粒あたりの目安)」などは、通販サイトの商品情報に基づく記述です。価格はオープン価格で、容量・販売店・セール時期によって変動します。上記は2026年時点の通販実売をもとにした目安なので、購入前に各販売店で最新価格をご確認ください。
出典:レキットベンキーザー・ジャパン公式プレスリリース(PR TIMES)/Yahoo!ショッピング 商品ページ・価格.com など
スペック上は、確実に正常進化しています。
価格は、従来のオールインワンとほぼ同じか、発売直後なので少し高めくらいです。
大きく値上がりしたわけではないので、ここは安心していいと思います。
では、実際に使うとこの違いを体感できるのか。
ここからが本題です。
【実機レビュー】BOSCHで使ってみた
我が家はBOSCHのビルトイン食洗機(ゼオライト乾燥)を使っています。
5人家族で、毎晩しっかり稼働させる毎日です。
普段から油もの・こびりつきも予洗いなしで突っ込むスタイルなので、洗剤の実力が出やすい環境だと思います。
その前提で、気になる4点を見ていきます。

油汚れ・こびりつきの落ち
まずは一番知りたい、汚れ落ちです。
我が家はいつも、予洗いなしで食後の食器をそのまま入れます。油ものも、ご飯粒がこびりついた茶碗もそのままです。
数回使った範囲では、すべてきれいに落ちました。
驚いたのは、普段使っている最上位のウルトラタブレットと比べても、違いがわからないほどだったことです。
溶け残りはあるか
オールインワン系は粒が大きいので、溶け残りが心配な方も多いはずです。
実際、旧オールインワンでは強力コースでないと溶け残ることがある、という声もあります。
プラスは「素早く溶ける」をうたっているので、ここは重点的にチェックしました。

BOSCHのAutoコースで数回使いましたが、今のところ溶け残りはありません。
洗剤ケースにも庫内にも、フィルムのカスは残っていませんでした。
乾き・匂い
BOSCHは余熱乾燥なので、洗剤の速乾性能は地味に効いてきます。
速乾をうたっているだけあって、運転終了直後に扉を開けても、ほとんど乾いています。
リンス剤は、併用してもしなくても乾いていました。
ただし、リンス剤なしの場合は、樹脂製の食器や調理器具に若干の水滴・湿り気が残ります。
リンス剤が本当に必要かどうかは、販売元に直接聞いた回答をこちらにまとめています。
食洗機のリンス剤は必要?販売元に直接聞いた回答とBOSCHで試した結果
匂いについても触れておきます。
庫内にも食器にも匂い残りはなく、洗剤自体の香りも特に気になりませんでした。
ウルトラタブレットとどっちがいい?
フィニッシュの最上位は、史上最高の洗浄力をうたう「ウルトラタブレット」です。
では、新しいオールインワンプラスとどちらを選べばいいのか。
大きな違いは中身です。
ウルトラタブレットは固形に加えて液体(ジェル)が入っているのが特徴です。
価格はどうか。我が家はヨドバシ・ドット・コムで80個入りを2,180円で買いました。1粒あたり約27円です。
ウルトラタブレットが1粒約28円なので、大容量パックで買えばほぼ同じ価格になります。
肝心の体感差ですが、数回使った範囲では、正直ほとんどありません。
我が家の使い分けとしては、こう考えています。
普段はオールインワンプラス、頑固な汚れの日はウルトラタブレット。
ただ実際のところ、日常のほとんどの汚れはオールインワンプラスで落ちてしまいます。
メリット・デメリット
ここまで使ってみて感じた、良い点と気になる点をまとめます。
まずメリットです。
- 計量いらずでポンと入れるだけ
- 溶けの速さで短いコースとも相性が良い
- 速乾でBOSCHの余熱乾燥を後押ししてくれる
- 除菌・消臭・庫内洗浄まで1粒で完結
- 最上位のウルトラタブレットと違いがわからないほどの洗い上がり
次にデメリット・気になる点です。
- 粒が大きいので溶け残りには一応注意したい(BOSCHのAutoコースでは問題なし)
- パワーキューブなど下位タイプよりは1粒の単価が上がる
こんな人におすすめ
結論として、オールインワンプラスはこんな人に向いています。
- 定番のオールインワンから、溶けと乾きを一段上げたい人
- 短い時短コースをよく使う人
- BOSCHなど海外製の余熱乾燥タイプを使っている人
- 洗浄も除菌も庫内ケアも1粒で済ませたい人
逆に、とにかくコスパ最優先という方は、まずパワーキューブで十分かもしれません。
まとめ
オールインワンプラスは、定番オールインワンの「溶け」と「乾き」を強化した正常進化版です。
買って試してよかったです。
ずっとウルトラタブレットを常用してきましたが、この仕上がりでこの価格なら、普段使いはオールインワンプラスでいいかも、と思い始めています。
洗剤選びで迷っている方は、フィニッシュの種類を一通り比較したこちらの記事もどうぞ。
BOSCH食洗機の洗剤はどれがいい?フィニッシュを比較してわかったこと
日本の洗剤ジョイをBOSCHで試したレビューはこちらです。

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