BOSCH食洗機の洗剤はどれがいい?フィニッシュ4種を比較してわかったこと|年間ランニングコストも計算

家具・設備で変わる

【2026年7月更新】フィニッシュから新製品「オールインワンプラス」が発売されました。実際に使ってみたので、この記事も4種類の比較に更新しています。

海外製の食洗機って、ランニングコストが高そう——。

BOSCHを検討しているとき、そう思っていました。

本体価格が高いだけでなく、専用洗剤やメンテナンス用品まで揃えると、毎月いくらかかるのか。

正直、購入前は不安でした。

もうひとつ迷ったのが、洗剤の選び方です。

BOSCHが推奨するフィニッシュだけでも種類が複数あって、どれを選べばいいのかわかりませんでした。

この記事では、リノベを機にBOSCHの食洗機(SMI4ZDS016)を1年以上使用した筆者が、実際に複数の洗剤を使い比べた結果と、リンス剤・クリーナーを含めた年間ランニングコストをパナソニックのスライドオープンと比較してまとめます。

BOSCHの導入を検討している方、洗剤選びで迷っている方の参考になれば嬉しいです。

  1. 結論——BOSCH推奨のフィニッシュ、どれを選べばいいか
    1. 4種類の中で私が選んだのはウルトラタブレット。理由はひとつ。
  2. フィニッシュ4種類を使い比べてわかったこと
    1. フィニッシュ ウルトラタブレット|溶け残りがほとんどない
    2. フィニッシュ パワーボールキューブ|洗浄力は同等、稀に溶け残りが出る
    3. フィニッシュ パワーキューブ|コスパ最高、ただし溶け残りが出ることがある
    4. フィニッシュ オールインワンプラス(2026年新発売)|ウルトラと違いがわからないほど
  3. 4種類の価格とコスパを比較する
    1. 価格一覧(2026年4月 Amazonスマイルセール時点)
    2. 1回あたりのコストで比べると
  4. リンス剤と食洗機クリーナーは必要か
    1. リンス剤——あると仕上がりが変わる
    2. 食洗機クリーナー——月1回が庫内を長持ちさせるコツ
  5. BOSCH食洗機の年間ランニングコストを計算する
    1. 消耗品の年間コスト内訳(年間400回で試算)
    2. 洗剤をパワーキューブに変えた場合
  6. パナソニックスライドオープンとランニングコストを比較する
    1. パナソニックの消耗品コストはいくらか
    2. 実態の差は月約1,300円。ただし大半は「洗剤の選び方」の差
    3. 同じウルトラタブレットで比べると——機械そのものの差は月約520円
    4. それでもBOSCHを選ぶ理由
  7. まとめ|ランニングコストより「予洗いゼロ」の価値が上回る
    1. 洗剤比較
    2. 年間ランニングコスト比較

結論——BOSCH推奨のフィニッシュ、どれを選べばいいか

BOSCHが推奨する洗剤はフィニッシュです。

フィニッシュはイギリス発の食洗機専用洗剤ブランドです。

海外製食洗機との相性がよく、BOSCHをはじめとする欧州メーカーの多くが推奨しています。

BOSCHの公式サイトでもフィニッシュが推奨洗剤として案内されています。

日本でも広く流通しており、Amazonやドラッグストアで比較的入手しやすいのも選びやすい理由のひとつです。

他のメーカーの洗剤も使えますが、フィニッシュを選んでおくのが無難です。

4種類の中で私が選んだのはウルトラタブレット。理由はひとつ。

フィニッシュには複数の種類があります。

  • フィニッシュ ウルトラタブレット
  • フィニッシュ パワーボールキューブ
  • フィニッシュ パワーキューブ
  • フィニッシュ オールインワンプラス

結論:ウルトラタブレットを選んでいます。

理由はひとつです。

溶け残りがほとんどないからです。

2026年4月に発売された、「オールインワンプラス」もウルトラタブレットに負けていません。

もう少し継続して使用したら、乗り換えるかもしれません。

フィニッシュ4種類を使い比べてわかったこと

フィニッシュ ウルトラタブレット|溶け残りがほとんどない

ウルトラタブレットは、フィニッシュのラインナップの中で最上位に位置するモデルです。

使い始めてから溶け残りをほとんど見たことがありません。

運転終了後に洗剤ケースを確認しても、きれいに溶け切っています。

洗浄力についても不満はありません。

予洗いなしで鍋もフライパンも入れて、汚れが残ることはほぼありませんでした。

タブレット型なので、1回1粒を入れるだけです。

量を計る必要がなく、使い方がシンプルです。

フィニッシュ パワーボールキューブ|洗浄力は同等、稀に溶け残りが出る

パワーボールキューブは、中心に青いボール状の洗浄剤が入ったキューブタイプです。

洗浄力はウルトラタブレットと大きな差は感じませんでした。

油汚れも米粒の汚れも、問題なく落ちています。

ただし、稀に溶け残りが出ることがありました。

洗剤ケースにキューブの一部が残っている状態で運転が終わっているのを、数回確認しました。

毎回ではないのですが、気になる方には向かないかもしれません。

フィニッシュ パワーキューブ|コスパ最高、ただし溶け残りが出ることがある


パワーキューブはフィニッシュの中で最もベーシックなキューブタイプです。

1個あたりの価格が最も安く、コスパで選ぶなら一番です。

洗浄力はパワーボールキューブとほぼ同等で、実用上の問題はありません。

ただし、パワーボールキューブと同様に溶け残りが出ることがあります。

パワーボールキューブより頻度が高い印象でした。

フィニッシュ オールインワンプラス(2026年新発売)|ウルトラと違いがわからないほど

2026年4月に発売された、いちばん新しいタブレットです。素早く溶けるトリプル処方と速乾機能が特徴で、洗浄ブースターは従来のパウダー製品比で約2倍配合されています。

数回使った実感では、Autoコースで溶け残りはゼロ。洗い上がりは、ウルトラタブレットと違いがわからないほどでした。速乾をうたうだけあって、運転終了直後でもほとんど乾いています。

価格は80個入りで2,180円(通販実売)、1粒あたり約27円。ウルトラタブレット(約28円)とほぼ同じです。

詳しい使用レビューはこちらにまとめています。

4種類の価格とコスパを比較する

価格一覧(2026年4月 Amazonスマイルセール時点)

商品内容量価格1回あたりの単価
ウルトラタブレット100回分2,773円27.7円
パワーキューブ200回分2,720円13.6円
パワーボールキューブ116個2,319円20.0円
オールインワンプラス80個2,180円27.25円
※オールインワンプラスは2026年7月上旬時点のyodobashi.com価格

1回あたりのコストで比べると

1回あたりの単価はパワーキューブが最安で、ウルトラタブレットの約半額です。

ただし、溶け残りが出た場合は実質的な洗浄が不十分になる可能性があります。

溶け残りを取り除く手間とストレスを考えると、ウルトラタブレットとの価格差は許容範囲だと判断しました。

洗剤に迷ったら、まずウルトラタブレットか、オールインワンプラスから試すことをおすすめします。

この2つなら、大きな失敗はないと思います。

リンス剤と食洗機クリーナーは必要か

リンス剤——あると仕上がりが変わる

リンス剤は本当に必要なのでしょうか。

疑問に思った筆者が販売元に直接聞いた回答と実際に使ったレビューをこちらにまとめています。

食洗機のリンス剤は必要?販売元に直接聞いた回答とBOSCHで試した結果

リンス剤は必須ではありませんが、使うと仕上がりが変わります。

食器の水切れがよくなり、乾燥後の水滴跡が残りにくくなります。

コップや平皿がよりきれいに仕上がる実感があります。

我が家が使っているのはフィニッシュのリンス剤です。

250mlで約3ヶ月もちます。

250ml×2本で2,290円のため、2本で6ヶ月分。

年間2セット購入で4,580円、月あたり約382円のコストです。

食洗機クリーナー——月1回が庫内を長持ちさせるコツ

食洗機クリーナーは、庫内の油汚れや水垢を落とすためのものです。

大体月に1回程メッセージが表示されます。

そうしたら、30gを庫内に入れて運転するだけです。

使い始めてから庫内がきれいな状態を保てています。

我が家が使っているのはBOSCHの食洗機クリーナーです。

90g×2本で2,090円。

30g/月で使うと6ヶ月分になります。

年間2セット購入で4,180円、月あたり約348円のコストです。

定期的なメンテナンスは、食洗機を長く使うための基本です。

特にBOSCHのような海外製は修理コストが高くなる可能性があるため、日頃のメンテナンスが重要です。

BOSCH食洗機の年間ランニングコストを計算する

消耗品の年間コスト内訳(年間400回で試算)

年間400回の運転(1日1回強)を前提に計算します。

品目単価頻度年間コスト
ウルトラタブレット27.7円/回400回11,092円
リンス剤約382円/月12ヶ月4,580円
食洗機クリーナー約348円/月12ヶ月4,180円
合計約19,852円

月あたりに換算すると約1,654円です。

洗剤をパワーキューブに変えた場合

洗剤をパワーキューブに変えた場合の試算です。

品目年間コスト
パワーキューブ(13.6円×400回)5,440円
リンス剤4,580円
食洗機クリーナー4,180円
合計約14,200円

ウルトラタブレットとパワーキューブの差は年間約5,652円です。

溶け残りのストレスをなくすためにウルトラタブレットを選ぶか、コストを優先してパワーキューブを選ぶか——ここは価値観次第だと思います。

パナソニックスライドオープンとランニングコストを比較する

パナソニックの消耗品コストはいくらか

パナソニックのスライドオープンの場合、乾燥方式の違いから、リンス剤は不要です。

必要な消耗品は、洗剤と庫内クリーナーの2つです。

洗剤は、パナソニック公式も専用洗剤として掲載しているチャーミークリスタ クリアジェルで計算します。1回あたり約4.3円(480g・実売約200円、1回8g使用の場合)。年間400回で約1,708円です。

庫内クリーナーは、純正のN-P300(845円・150g×2袋入り)。2ヶ月に1回・1袋使うとして、年間約2,535円です。

品目年間コスト
チャーミークリスタ クリアジェル約1,708円
リンス剤不要
庫内クリーナー(N-P300)約2,535円
合計約4,243円

月あたり約354円です。

※洗剤・クリーナーの価格は変動します。上記は2026年時点の通販実売をもとにした目安です。

実態の差は月約1,300円。ただし大半は「洗剤の選び方」の差

BOSCH(年間約19,852円)とパナソニック(年間約4,243円)の差は、年間約15,600円。月あたり約1,300円です。

ただし、この差をそのまま「機械の差」と受け取るのは正確ではありません。

差の大半は、洗剤の単価の違い(ウルトラタブレット27.7円 vs クリスタ約4.3円)から来ているからです。

同じウルトラタブレットで比べると——機械そのものの差は月約520円

では、洗剤を同じウルトラタブレットに揃えたらどうなるか。

BOSCHパナソニック
洗剤(ウルトラタブレット)11,092円11,092円
リンス剤4,580円
クリーナー4,180円約2,535円
合計約19,852円約13,627円
月あたり約1,654円約1,136円

差は年間約6,200円、月あたり約520円まで縮まります。

つまり、機械そのものの消耗品コスト差は「リンス剤代+クリーナーの価格差」だけ。思ったより小さいのです。

それでもBOSCHを選ぶ理由

この差額をどう見るか。

個人的には、大きな差ではないと感じています。

実態でも月約1,300円、機械そのものの差なら月約520円。外食1回分にも満たない金額です。

それより重要なのは、BOSCHにすることで得られる毎日の変化です。

  • 予洗いがなくなる。
  • 溶け残りを気にせず洗浄力の高い洗剤を使える。
  • 1日1回で終わる。

洗剤の溶け残りや洗浄力を気にしながらコストを抑えるより、ウルトラタブレット一択でBOSCHを使う方が、私にとっては価値が高かったです。

個人的にはランニングコストの差額より、毎日の家事がどれだけ楽になるかを基準に選ぶことをおすすめします。

毎日の暮らしがより良くなりますよ。

まとめ|ランニングコストより「予洗いゼロ」の価値が上回る

洗剤比較とランニングコストをまとめます。

洗剤比較

洗剤溶け残り洗浄力1回あたりの単価
ウルトラタブレットほぼなし27.7円
パワーボールキューブ稀にあり20.0円
パワーキューブ稀にあり13.6円
オールインワンプラスほぼなし27.25円

年間ランニングコスト比較

BOSCH(ウルトラタブレット)パナソニック(クリスタ+純正クリーナー)
洗剤11,092円約1,708円
リンス剤4,580円
クリーナー4,180円約2,535円
合計約19,852円約4,243円
月あたり約1,654円約354円

年間の差額は約15,600円、月あたり約1,300円です。ただしこの差の大半は洗剤の選び方によるもので、同じウルトラタブレットで揃えた場合の機械そのものの差は年間約6,200円(月あたり約520円)です。

BOSCHのランニングコストはパナソニックより高いです。

ただ、その差額と引き換えに得られるのは、毎日の予洗いゼロ・溶け残りを気にしない洗浄力・1日1回で完結する食器洗いです。

月1,300円前後の差額——機械そのものの差で見れば月約520円——で毎日の家事がここまで変わるなら、BOSCHは十分に選ぶ価値があります。

洗剤はウルトラタブレット一択で、迷わず使い続けています。

海外製食洗機の導入を検討している方にとって、ランニングコストや洗剤選びは気になるポイントのひとつだと思います。

この記事が、その判断の参考に少しでもなれば嬉しいです。

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