ジョイのジェルタブはBOSCH食洗機で使える?フィニッシュと比較してレビュー

家具・設備で変わる

「海外製の食洗機に、日本のジョイって使えるの?」

BOSCHの食洗機を検討中の方から、よく聞かれる質問です。

スーパーやドラッグストアで手軽に買えるジョイが使えたら、洗剤の補充はずっと楽になりますよね。

我が家は普段、BOSCHが推奨するフィニッシュを使っています。

今回はあえてジョイのジェルタブを試して、フィニッシュと比べてみました。

結論から、お伝えします。

結論:問題なく使えた。気になったのは調理器具の水滴くらい

先に結論です。

ジョイのジェルタブは、BOSCHでも問題なく使えました。

汚れ落ちも溶け残りも、普段使っているフィニッシュと変わりません。

気になったのは、調理器具に少し水滴が残ったことくらい。ただ、これはフィニッシュでも同じです。食器は問題ありませんでした。

詳しく見ていきます。

ジョイ ジェルタブとは?

ジョイ PRO洗浄 食洗機用ジェルタブのパッケージ

ジョイのジェルタブは、P&Gの食洗機用洗剤です。

我が家が購入したのは「ジョイ PRO洗浄 食洗機用 ジェルタブ」(13個入り・174g)です。

洗剤がジェル状のまま1粒に固められていて、計量いらずでポンと入れるだけで使えます。

ジョイ ジェルタブの実物。青と緑のジェルが水に溶けるフィルムに包まれている

実物はこんな見た目です。

青と緑のジェルが、水に溶ける透明フィルムに包まれています。

粉末が中心ですが、表面のジェル部分は押すとぷにっとしています。

パッケージがうたう特徴は、こんな内容です。

  • 「三大汚れも完全予洗いなしへ」という洗浄力(油汚れに効くジェル+こびりつきに効く粉末の2層)
  • 2つの除菌成分によるW除菌
  • ファブリーズ共同開発の消臭
  • 使うたびに庫内洗浄
  • スーパーやドラッグストアで手軽に買える

フィニッシュとの一番の違いは、入手のしやすさと価格です。

我が家は近所のドラッグストアで、13個入りを499円で買いました。

1粒あたり約38円です。

普段使っているフィニッシュは、ウルトラタブレットで1粒約28円、パワーキューブなら約14円。

今回の13個入りで比べると、実はジョイのほうが割高でした。

※ジョイも大容量パックを選べば、1粒あたり約22円まで下がります。買う前にサイズごとの単価を見比べるのがおすすめです。後半の比較表は大容量パックの単価で記載しています。

そもそもBOSCHで日本の洗剤を使っていいのか

BOSCHの取扱説明書では、食洗機専用洗剤を使うよう案内されています。

ジョイのジェルタブは食洗機専用洗剤なので、この条件は満たしています。

実際、ジョイの公式サイトには、海外製ビルトイン食洗機での使い方が明記されています。

対応メーカーの一覧には、ミーレやエレクトロラックスと並んで、ボッシュ・シーメンス(Bosch/Siemens)の名前もあります。

入れ方の指定はこうです。

  • 洗剤はディスペンサー(洗剤投入口)に入れる
  • 入らない場合は庫内の底に置き、「Pre-wash(予洗い)なし」のコースを選ぶ

出典:ジョイ ジェルタブの正しい使い方|ジョイ公式サイト(マイレピ・P&G)

パッケージの裏面にも、こう書かれています。

外国製などのフタ付洗剤入れがある食器洗い乾燥機の場合は、洗剤入れケースに入れてください。

(ジョイ PRO洗浄 ジェルタブ パッケージ裏面より)

ジョイ ジェルタブのパッケージ裏面。外国製食洗機は洗剤入れケースに入れる旨の記載

つまり、公式サイトでもパッケージでも「使える」とされている組み合わせです。

問題は、ちゃんと洗えるか・溶け残らないかです。

【実機レビュー】BOSCHでジョイを使ってみた

我が家はBOSCHのビルトイン食洗機(ゼオライト乾燥)です。

5人家族で朝晩フル稼働、予洗いなしで突っ込むスタイル。

いつものフィニッシュと同じ条件で、ジョイを試しました。

入れ方は公式の指定どおり、フタ付きの洗剤入れケース(ディスペンサー)です。

ジョイ ジェルタブをBOSCH食洗機の洗剤投入ケースに入れたところ

BOSCHのディスペンサーにも、問題なく収まりました。

汚れ落ち

試したのは、たらこスパゲッティの皿、ラーメンの丼、ご飯粒がついた茶碗です。

油分もでんぷん汚れも入った、普段どおりの食後の状態です。

洗浄前の食器。たらこスパゲッティの皿やラーメンの丼
洗浄前の食器。たらこスパゲッティの皿やラーメンの丼

結果は、すべてきれいに落ちました。

フィニッシュとの差は感じませんでした。

ジョイ ジェルタブで洗った後の食器。汚れが落ちて艶が出ている
ジョイ ジェルタブで洗った後の食器。汚れが落ちて艶が出ている

溶け残りはあるか

ジェルタブで一番心配されるのが、溶け残りです。

短いコースや低い水温だと、透明のフィルムが溶けずに残ることがある、と言われています。

BOSCHではどうか。

Autoコースで洗ってみたところ、溶け残りはありませんでした。

心配していた透明フィルムのカスも、洗剤ケースにも庫内の底にも残っていません。

「ジェルタブは溶け残る」という前評判がありましたが、少なくともBOSCHのAutoコースでは問題なしでした。

乾き・水滴跡

今回はリンス剤なしで運転しました。

食器の乾きは、フィニッシュとほぼ同じです。

よく見ると若干乾きが悪い気もしますが、気にならないレベルでした。

ひとつ気になったのは、調理器具です。

トングや包丁の黒い樹脂の持ち手に、水滴が残っていました。

ただし、これはジョイに限った話ではありません。フィニッシュでも、シリコンや樹脂の調理器具には水滴が残ります。

ジョイで洗った後、調理器具の樹脂の持ち手に水滴が残っている様子

食器は問題ないので、実用上は困りませんが、一応書いておきます。

匂い

庫内にも食器にも、匂い残りはありませんでした。

ジョイの香り自体も、特に気になりません。

フィニッシュとどっちがいい?比較まとめ

両方使った上での比較です。

ジョイ ジェルタブ、フィニッシュ ウルトラタブレット、パワーキューブの実物を並べた比較

実物を並べると、性格の違いがよくわかります。

  • ジョイ ジェルタブ:粉末が中心でジェル入り。水に溶けるフィルム包装
  • ウルトラタブレット:粉末+ジェル+赤いパワーボールの複合タイプ。フィルム包装
  • パワーキューブ:ぎゅっと固めた粉末の固形タブ。フィルム包装

この違いが、溶けやすさにどう影響するのかが今回の見どころです。

項目 ジョイ ジェルタブ フィニッシュ
汚れ落ち 問題なし 問題なし(差は感じず)
溶け残り なし(Autoコース) なし(Autoコース)
乾き 食器は◯。調理器具のシリコン・樹脂に水滴が残ることも 食器は◯。調理器具のシリコン・樹脂に水滴が残ることも
1回あたりの単価 約22円 ウルトラ約28円/パワーキューブ約14円
入手のしやすさ スーパー・ドラッグストアで買える 実店舗では見つけにくいことも

※価格は購入時期・店舗によって変動します。単価は我が家の購入時の実売をもとにした目安です。

こんな人にはジョイ、こんな人にはフィニッシュ

両方使ってみて、性能の差はほとんど感じませんでした。

なので、選ぶ基準はこうなると思います。

ジョイが向いている人

  • 近所のスーパーやドラッグストアでサッと買いたい人
  • 洗うのが食器中心の人

フィニッシュが向いている人

  • パワーキューブなど、1回あたりの単価をとことん抑えたい人
  • BOSCH推奨ブランドで揃えておきたい人

我が家はというと、性能に大差がない以上、決め手は値段です。

もう少しジョイを使って様子を見ながら、そのとき安いほうを選ぶつもりです。

まとめ

ジョイのジェルタブは、BOSCHでも問題なく使えました。

正直、思ったより良かったです。汚れ落ち・溶け残り・匂いはフィニッシュと互角でした。

調理器具の水滴はフィニッシュでも同じなので、実質的な弱点は見つかりませんでした。今後どちらを使うかは値段次第で、しばらく併用して様子を見ます。

フィニッシュのどの種類を選ぶか迷っている方は、種類別に比較したこちらの記事もどうぞ。

BOSCH食洗機の洗剤はどれがいい?フィニッシュを比較してわかったこと

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