スケルトン断熱リノベで使えた補助金を全部公開|申請順・金額・失敗談まで

えらびかたで変わる

我が家はマンションをスケルトン断熱リノベでZEH、断熱等級6を取得しました。

せっかくこんなに高い断熱性能をもつのだから、活用できる補助金は全て活用しよう!と意気込んでいました。

結果、いくつかの制度を活用することができました。

しかし、その道程は中々大変なものでした。

そこで、この記事では「これからマンションリノベで補助金を活用しよう!」と考えている方に少しでも参考になればという思いで、我が家の経験を記していきたいと思います。

補助金・減税は合計5種類・約81万5千円が戻ってきた

まずは結論から。

我が家のスケルトンリノベーションで活用できた補助金・減税制度は、合計5種類・約815,000円でした。

種類制度名金額
補助金先進的窓リノベ195,000円
補助金子育てグリーン住宅支援450,000円
補助金区市町村省エネ補助金120,000円
減税固定資産税 1/3減税約50,000円
減税住宅ローン減税別途毎年控除
合計約815,000円〜

「補助金ってそんなに使えるの?」と思った方、正直わたしも最初は半信半疑でした。

ただこれは、調べて・動いた人だけが取れる制度です。私も全てがうまくいったわけではなく、苦労や失敗がありました。

この記事ではこれから制度を活用しようとしている方に、申請の順番、誰が申請するか、実際に失敗したことまで、お伝えしたいと思います。

取得した補助金・減税制度の概要

先進的窓リノベ|195,000円

既存住宅の窓を高断熱仕様の内窓・複層ガラス等に交換する工事に対して支給される補助金です。

環境省が管轄しており、中古マンションのリノベーションも対象になります。

我が家ではスケルトンリノベに合わせて内窓を設置したことが対象工事となりました。

この補助金は工務店(登録業者)が代わりに申請してくれます。

自分で書類を書く必要はなく、必要書類(住民票等)を準備するだけでした。

子育てグリーン住宅支援|450,000円

子育て世帯・若者夫婦世帯を対象に、省エネリフォームを支援する国土交通省の補助金です。

開口部断熱・躯体断熱・エコ設備設置のうち2カテゴリ以上の工事が必須要件で、スケルトンリノベーションはすべての要件を満たします。

補助額はSタイプで最大60万円/戸で、我が家は必須工事+任意工事の合算で45万円を受給しました。

先進的窓リノベと同様に、工務店が申請を担当してくれました。

区市町村省エネ補助金|120,000円

国の制度とは別に、自治体が独自に用意している省エネ改修への補助金です。金額はそれほど大きくありませんが、国の補助金と併用できるのがポイントです。

見落とされがちな制度で、「自治体名+省エネ補助金」で検索するか、区役所・市役所の窓口に直接問い合わせると確実です。この補助金は施主が自分で申請する必要があります。

固定資産税の1/3減税|約50,000円

省エネ改修工事を行った住宅に対して、翌年度の固定資産税が最大1/3減額される制度です。現金が振り込まれるわけではなく「払う税金が減る」仕組みなので実感が薄いですが、確実に効いています。工事完了後に自分で市区町村の税務窓口へ届け出が必要です。

住宅ローン減税

住宅ローンの年末残高の0.7%が所得税・住民税から控除される制度です。

リノベーション費用を住宅ローンに組み込んでいる場合も対象になります。

確定申告で申請し、毎年控除を受け続けられるため、10年間の合計で見ると金額インパクトは最大になる制度です。

実際の申請スケジュール|誰が・いつ・何を申請したか

工務店が申請してくれた制度

制度名申請者申請タイミング
先進的窓リノベ工務店工事期間中
子育てグリーン住宅支援工務店工事期間中

この2つは工務店が登録業者として代行申請してくれる制度です。

施主がやることはほぼなく、わたしの場合は見積もり段階で補助金分を差し引いた合計額を出す、という流れでした。

「知らなかった」では損をするので、工務店との最初の打ち合わせで「申請してもらえる補助金はありますか?」と必ず確認してください。

自分で書類を作成して申請した制度

制度名申請者申請タイミング申請先
区市町村省エネ補助金施主工事完了後区役所・市役所窓口
固定資産税1/3減税施主工事完了後市区町村税務窓口
住宅ローン減税施主翌年の確定申告税務署(以降は年末調整)

「先進的窓リノベ」「子育てグリーン住宅」以外の3つは、すべて施主が自分で動く必要があります。

工務店は教えてくれないことも多いので、自分から調べて申請しにいく姿勢が必要です。

申請で苦労したこと・注意点・失敗談

補助金ごとに対象工事も書類もバラバラ

5種類それぞれで「どの工事が対象か」「必要な書類は何か」「申請窓口はどこか」がまったく異なります。

まとめて一括で申請できるわけではなく、制度ごとに個別に対応が必要です。

工務店が代行してくれる制度は楽でしたが、自分で申請する制度については書類の準備に時間がかかりました。

リノベ後は引越しや片付けで忙しい時期でもあるので、工事が終わる前から書類の確認を始めておくことをおすすめします。

申請時期が制度ごとに違う

補助金には大きく2種類の申請タイミングがあります。

  • 工事前〜工事中に申請するもの
  • 工事完了後に申請するもの

混同すると申請できなくなるケースもあります。

我が家が実際に申請できなかった失敗がまさにこれです。

失敗談|東京都の補助金を逃した

実は申請できなかった補助金があります。

東京都が実施している省エネ補助金です。

この制度は工事着工前に申請が必要でした。

我が家が制度の存在を知ったのは工事が始まってからで、完全に手遅れ。

申請の窓口に問い合わせてみましたが、着工後では受け付けられないと言われました。

金額にすると数万〜十数万円の損失だったと思います。

補助金は「工事前申請」と「工事後申請」があることを、必ず事前に確認してください。

特に都道府県・自治体の補助金は工事前申請が条件になっているものが多いので要注意です。

受け取れた金額の内訳まとめ

制度名申請者申請タイミング金額
先進的窓リノベ工務店工事中195,000円
子育てグリーン住宅支援工務店工事中450,000円
区市町村省エネ補助金施主工事完了後120,000円
固定資産税1/3減税施主工事完了後約50,000円
住宅ローン減税施主翌年以降(毎年)別途控除
合計約815,000円〜

まとめ|マンションリノベを考えている人へ

5種類の補助金・減税を経験してわかったことを3つにまとめます。

1. 高性能リノベにするほど、使える補助金が増える

断熱等級6・ZEHという性能を目指したことで、補助金の要件を自然に満たすことができました。

「補助金のために性能を上げる」ではなく「性能を上げたら補助金がついてきた」という感覚です。

2. 工務店に「使える補助金はありますか」と最初に聞く

まずは工務店に聞いてみましょう。

でも、工務店が代行申請できる制度は教えてくれますが、施主が自分で申請する制度は教えてくれないこともあります。

これは意地悪しているのではなく、工務店が情報をもっていない場合があるからです。

補助金は当然ながら、申請者が受け取ります。

当然ながら、工務店が受け取るものは補助金については工務店は熟知しています。

しかし、施主が受け取るものについては、はっきり言って工務店には関係がありません。

補助金に係る書類を「施主がお願いして工務店に作成してもらう」という形になります。

工務店にしてみると「面倒な仕事が増える」ことになりかねません。

また自治体によっても毎年変わる補助金について、経験がなければ工務店が熟知することは難しいでしょう。

そのため、自分から聞いて、自分で調べ、工務店がやりやすい形でお願いすることが必須です。

3. 申請タイミングを事前に確認する(これが最重要)

我が家が失敗した東京都の補助金のように、工事前に申請が必要な制度を見逃すと取り返しがつきません。

リノベの計画を立てる段階で、使えそうな補助金を全部洗い出し、申請期限を確認するのが鉄則です。

補助金は「知った人だけが得をする制度」です。

また、手続きにかける時間と労力も軽いものではありません。

覚悟をもって、進める必要があります。

大変ではありますが、せっかくの制度です。

これからマンションリノベを考えている多くの方が制度の活用ができるよう、心から応援しています。

この記事が、これからマンションリノベを考えているどなたかのお役に立てれば嬉しいです。

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